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バンコクで働くエンジニアのメモ

開発チームのリーダーになってやって良かった3つのこと【役割明確化】【タスクの見える化】【相互理解】

会社のデベロッパーブログで書こうと思っていましたが、別の内容を書いたので、個人ブログで書きます。

自分の背景

新卒4年目で、新規事業2つ → 子会社の立ち上げを2社経験し、現在は、3年前にリリースした売り上げが絶好調のプロジェクトにいます。
今までAndroid/iOSの開発をしていて、2社目の子会社ではスクラムマスターを兼任し、『チームでモノ作ること』についてに勉強になりました。
作ったサービスはすべて失敗しましたが...組織や新規事業の作り方について多くの学びが多くありました。

去年、今のチームに異動し、半年後にiOSチームのリーダーになりました。
iOSチームは、全員自分より年上で技術力も高く、そのような状況で自分がチームリーダーになってやって良かったを3つのことを紹介します。

やった3つのこと

役割の明確化

自分の役割は、『iOSチームのアウトプットを最大化』することだ思っています。
すべてに責任を持ってやるには限界があり、技術が高かったり、チーム歴が長く細かい仕様を把握しているメンバーがいます。
そこで、役割マップを作りました。
役割マップを作ることで、誰が何をやるのか明確になり、各自に責任感がでて、チームとしてのパフォーマンスが上がったと思います。

役割マップのはだいたいこんな感じです(実際に作った役割マップは外部に公開できません。笑)。
役割マップは、状態を定義して、そこから分解していく方法が良いと思います。
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タスクの見える化

誰が何をやっているのか、カンバン(Zenhub)を使ってわかるようにしました。
スクラムっぽい開発のやり方をしてますが、本に書いてある通りにガチガチにするのは良くないと思います。
チームの雰囲気やメンバーの性格を考慮して、スクラム開発のエッセンスを取り入れるくらいが良いと感じてます。
ちなみに、スクラム開発をするときに本を何冊か読みましたが、この本が一番勉強になりました。


やりたいことは、「誰が何をやっているのかZenhubのボードを見たらわかる」ということです。
Zenhubのボードを死なせないために、朝会でZenhubのボードを見ながら、各自が今やっていること・やることを共有してもらいました。

また、月曜日にタスクのプランニング、金曜日にタスクの振り返りをしました。
これによって、チームの連携力が増し、プランナーにタスクの状況を説明しやすくなったと思います。

相互理解

相互理解とは、「お互いを知ること」です。
正直、これが1番重要だと思います。
Googleが社内で行なった調査で、生産性の高いチームに唯一共通することは、「心理的な安全性」らしいです。


相互理解のために、チームメンバー全員にストレングスファインダー(経費)をしてもらいました。
ストレングスファインダーとは、Webテストをすることで自分の強みを知ることができる本(ツール)です。


ストレングスファインダーの結果を全員に共有してもらい、それに関して話すというイベントを行いました。
結果はesaにまとめ、誰でも見れるようにしました。
また、各自の強みを考慮して役割マップも作りました。


ちなみに自分のストレングスファインダーはこうなりました。
みんなで、強みからモデル考えました。自分は『スティーブ・ジョブズ』になりました。笑
モデルが『菩薩』の人もいました^^

モデル『スティーブ・ジョブズ』
1.着想
2.個別化
3.戦略性
4.コミュニケーション
5.未来志向

最後に

自分は、チームが良くなるように実験感覚でいろいろ試してます。
正解の方法がないから、試行錯誤しながらやるのは楽しいと感じてます。
紹介したことが、良いなと思ったら試してみてください。